山梨の温泉

晴れた日は富士山も見える絶景のほったらかし温泉

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  • 露天風呂に浸かりながら甲府盆地と富士山を眺められる絶景温泉
  • 日の出の1時間前から入れるので、感動の日の出体験ができる
  • お風呂は元湯「こっちの湯」と新湯「あっちの湯」の二つ、別料金で泉温の違う温泉を楽しめる

山梨市街から富士塚通りを笛吹川フルーツ公園を目指して進み、笛吹川フルーツ公園の中に入るます。さらに道なりに公園内にある「富士屋ホテル」横を抜けて、山道をしばらく走ったところに広い駐車場があるので、ここに車を止めて入口に向かいます。

ほったらかし温泉のうち、元湯とされる「こっちの湯」は1999年7月に開業しました。開業当初は道路も未舗装で知る人ぞ知る温泉だったようですが、2018年には年間45万人も訪れる人気温泉になったそうです。

温泉の看板から右側にある「こっちの湯」は、泉温32℃(加温あり)、水素イオン濃度はPH9,68で放流式の掛け流しですが、来客が多い時は一部循環式を採用していて、泉質はお肌に優しいアルカリ性単純温泉。入るとツルツルとした感触で美肌になっていく(気がします)。

正面に富士山が見えることも「こっちの湯」のウリで、木の香りがするヒノキ作りの内湯は落ち着いた雰囲気。湧出量は毎分306Lとかなりの量で、広い湯船を満たしていてとても贅沢。常連的にはゆっくりとした雰囲気で入れる「こっちの湯」が人気だそうです。

温泉の看板から左側、少し歩いたところにあるのが「あっちの湯」です。

2002年12月にそれまで駐車場だった場所に開業した新湯(新源泉・黄金の湯)「あっちの湯」は、「こっちの湯」の2倍の広さがあり、泉温は41.4℃で水素イオン濃度はPH10.1でツルツル感が強いように感じる。「こっちの湯」同様に放流式の掛け流しだが、来客が多い時は一部循環式を採用している。湧出量は毎分183.6Lでこちらも広い湯船に惜しげもなく注がれています。

広い露天風呂からは眼前に甲府盆地が広がり、雄大な山並みを見ながらの入浴は爽快感でいっぱい。日よけの唐傘もあり、なかなか風情があります。広くて眺めが良いせいか「あっちの湯」の方が入浴客が多い気がします。特に日の出の時間や夜景タイムには人気だそうです。

「こっちの湯」には露天風呂と内湯にカランとシャワーがあり、ボディシャンプーとリンスインシャンプーがあります。また、「あっちの湯」は内湯にカラン、シャワーがたくさんあり、やはりボディシャンプーとリンスインシャンプーがあります。

脱衣所には脱衣カゴとドライヤーがありますが、鍵付きのロッカーはないので、貴重品は100円で利用できる貴重品ロッカーに入れておいたほうがいいです、

ちなみに女性用トイレからも絶景が見えます(男性用トイレからは見えないそうです)。

ほったらかし温泉は、日の出前1時間から開場するので朝日を見ながらお風呂を楽しめる、立ち寄り温泉としては珍しい温泉です。朝風呂に入り、朝日を拝んでから「気まぐれ屋」で朝ごはんセットを楽しむこともできます。

他にも軽食スタンド「桃太郎」で山梨名物のほうとうや温玉揚げなどを楽しんで、「おみやげ屋」でフルーツやワインなどを買うなど、ここだけで山梨を満喫できますね。

  • 住所:山梨市矢坪1669-18
  • 電話 :0553-23-1526
  • 営業時間:日の出1時間前〜22:00(最終受付 21:30)
  • 年中無休
  • 料金(すべて税込)
    大人 ¥900 0歳〜小学6年生 ¥400
  • アクセス
    • (電車)JR中央本線新宿駅から特急で約90分山梨市駅下車→タクシーで10分(タクシー料金:片道約2400円)
    • (車)中央自動車道 :勝沼I.C又は一宮・御坂I.Cから約25分
         甲府市から国道20号線利用 :約30分
         秩父市内から国道140号線利用(雁坂トンネル経由):約90分
  • HP:http://www.hottarakashi-onsen.com/
  • 2025年8月20日現在の情報
ABOUT ME
如月にゃおこ
如月にゃおこ
銭湯ブロガー
全国400ヶ所以上の温泉や銭湯を回り、日本の銭湯や日帰り温泉の楽しさを伝えたくてブログを始める。
一番好きな温泉地は別府だが、関東圏に住んでいるので、普段は東京をはじめとして関東近郊の銭湯や温泉地で遊んでいる。 2013年5月に別府八湯表泉家の名人称号を取得。
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