東京の銭湯

東京スカイツリー近くにある御谷湯へ

raumennyao
  • スカイツリーが見える黒湯温泉
  • 不感温温泉は心臓に優しい温泉
  • 要介護者に優しい貸切にできる福祉型介護風呂

東京都墨田区にある御谷湯(みこくゆ)へ行ってきました。

墨田区と言えば、両国国技館か東京スカイツリーのイメージですね⭐️

曇り空にくっきりと浮かぶ東京スカイツリーの勇姿を眺めながらしばらく歩くと御谷湯があります。

訪問した当日は、すごい強風で暖簾がバタバタと靡いていました。

中に入って入場券を券売機(現金のみ)で買い、1階のフロントに渡して入場、4階か5階にある浴室へエレベーターで行くシステム。

火曜日を起点に週替わりで4階と5階が男湯、女湯に変わるので、エレベーターに貼ってある男湯、女湯、の表示を見てそれぞれ上がります。

1階に畳のソファがあるので、待ち合わせはここで。

ここのお湯は、4階、5階とも、

高温温泉(約43~46度)、中温温泉 (約39.5~42度)、低温温泉 (約25度)と3つの温度の浴槽と、日替わりで生薬、生ハーブ、アロエ、米ぬか&オリーブ、牛乳、森林浴、薬草に変わるハーブ湯があります。

これら以外に、4階には、不感温温泉という、約35〜36度の浴槽があり、ほぼ体温と同じ温度で、心臓に負担をかけずにじっくりと入浴を楽しむことができます。

この浴槽は、4階のみです。

5階には、半露天風呂があります。「大きなガラス窓から光の差し込む開放的な半露天風呂です」とHPに謳っていますが、私が入った時は木でできた目隠しで覆われていて、外は見えなかったです。多分、覗き防止で女湯の時は閉めてあるんだと思います。本来は窓からスカイツリーが見えるとのことで、ちょっと残念でしたが、高い建物がたくさんある都会の中の銭湯ということで、まあしょうがないですね😢

温泉の温度は約40~41.5度となっていて、この日は1日中雨で体が冷えていたので、とても温まりました。

この銭湯は、薬湯以外は全て黒湯ですが、調布温泉のような真っ黒なコーヒー色ではなく、紅茶のような濃い茶色のお湯でした。

3つの浴槽に入ってみると、高温は足が火傷しそうなほど熱く、低温はめちゃめちゃ冷たく、今回は肌寒かったので中温にばかり浸かっていました。

ただ、真夏に低温の温泉に浸かれたらすごく贅沢だし、気持ちいいだろうなあと思いました。

ここにはサウナはなく、小綺麗な町の銭湯という感じで、リンスインシャンプとボディシャンプーが洗い場の壁の所々に置いてあります。

洗い場は、お湯と水がそれぞれ出るカランと、固定式のシャワーがあります。

これ以外に、立って使うシャワーがあるので、こっちの方がまだ使いやすいかも。

これら以外に、福祉型介護風呂という貸切風呂もあります。ここは、障がいのあり、介助が必要な方に貸している浴室で、要支援や障害を証明するものがある場合にのみ、本人とご家族で入れるお風呂です。

バリアフリーな造りで、周囲の人に遠慮することなく入れるのはいいですね。

脱衣所は、広くもなく狭くもなく、昭和感がありながらも清潔感のある綺麗な脱衣所で、20円で3分使えるドライヤーと洗面台が各々2つありました。

冷え切っていた身体もホカホカとよく温まり、アルカリ泉のおかげでお肌もツルスベになりました♨️

  • 住所:東京都墨田区石原3-30-8 
  • 電話 :03-3623-1695
  • 営業時間
    平日(土曜日を含む) 15:30-26:00(最終入場25:30)
    日曜日 15:00-24:00(最終入場23:30) 
  • 休日:月曜日(月曜日が祝日の場合はその翌日)
  • 料金:¥550 
  • アクセス
    都営地下鉄浅草線 『本所吾妻橋』駅 下車 徒歩12分
    JR総武線または東京メトロ『錦糸町』駅 下車 徒歩16分
  • HP:http://mikokuyu.com/

ABOUT ME
如月にゃおこ
如月にゃおこ
銭湯ブロガー
全国400ヶ所以上の温泉や銭湯を回り、日本の銭湯や日帰り温泉の楽しさを伝えたくてブログを始める。
一番好きな温泉地は別府だが、関東圏に住んでいるので、普段は東京をはじめとして関東近郊の銭湯や温泉地で遊んでいる。 2013年5月に別府八湯表泉家の名人称号を取得。
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