山梨の温泉

暑い夏の救世主 山梨の山口温泉でぬる湯を堪能

raumennyao
  • 暑い夏は36.6℃の掛け流し温泉での長湯が最高
  • 完全放流式、加温なし、加水なし、循環濾過なし、消毒なし、添加なしのアワアワ純温泉

ぬる湯の宝庫・山梨県でも屈指のぬるーいお湯を堪能できる山口温泉。

甲府昭和ICから車で10分ほどの住宅街にひっそりと建つ一見民家のような建物が山口温泉です。施設の手前に広い駐車場があります。

温泉マニアなら知らない人はいない山口温泉。私も山梨に行った時は必ずと言っていいほど入っています。

今回は10年ぶりくらいの訪問ですが、入浴料を支払う時に湯守さんが「今日は33℃くらいなので10〜20分程度の入浴だと風邪を引いてしまうかもしれませんよ」と親切に教えてくださいました。どうやらこの日はかなり泉温が低かったようです。

そこで「ここには何度も来ているし、某温泉の会(現在幽霊会員だけど)に所属していまして…」というと、湯守さん、合点がいった感じで「そうなんですね、じゃ、どうぞ」てな感じで笑顔に。

ここに来る前に朝から運転し続けて、さらにほったらかし温泉に入ってきたので、疲れて眠くなっていたダンナが「私は入らないのでロビーで休んでいていいですか?」と聞くと、「いいですよ」と湯守さんはOKしてくださった上にテレビをつけてくださり、ダンナはコーヒー牛乳を飲んで高校野球を見ながらウトウトし始めました。(湯守さん優しい)

その間、私はぬるーいお湯をゆっくり堪能しました。

お風呂はぬる湯好きでそこそこ混んでいたので、湯口から離れたところに陣取りましたが、入っていると身体中にアワアワと泡がつき、お湯がとても新鮮なことがわかります。

山梨県の温泉はアルカリ性単純温泉が多く、ここもPH8.1のツルツルとした黄色味がかったお湯が掛け流されていて、お風呂から上がった後はお肌がスベスベになります。

お風呂上がりにフルーツ牛乳を飲んでいると、子どもの頃に家族で銭湯へ行っていた頃のことを懐かしく思い出しました。

一つ残念だったのは、湯量が低下しているということで露天風呂が閉鎖中だったことですが、内湯でツルツルあわあわのぬる湯を堪能できて大満足したし、そもそも眺望ではなくお湯をウリにしている温泉なので、特別がっかりすることはなかったです。

山口温泉はやはり暑い夏の救世主だなあ、と再確認しました。

  • 住所:〒400-0115 山梨県甲斐市篠原477
  • 電話 :055-279-2611
  • 営業時間:9:00~20:30
  • 定休日:毎週月曜日
  • 料金(すべて税込)
    大人 ¥700 0歳〜12歳 不可
  • タトゥー不可
  • アクセス
    • JR「竜王」駅からタクシー利用
    • 甲府昭和ICから2km、約5分
    • 駐車場30台(無料)
  • Xにて最新情報がわかります:https://x.com/Yamaguchi_Onsen
  • 2025年8月20日現在の情報
ABOUT ME
如月にゃおこ
如月にゃおこ
銭湯ブロガー
全国400ヶ所以上の温泉や銭湯を回り、日本の銭湯や日帰り温泉の楽しさを伝えたくてブログを始める。
一番好きな温泉地は別府だが、関東圏に住んでいるので、普段は東京をはじめとして関東近郊の銭湯や温泉地で遊んでいる。 2013年5月に別府八湯表泉家の名人称号を取得。
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