山梨の温泉

石和温泉の旅館「深雪温泉」の源泉【完熟の湯】で整う

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  • 自家源泉の【完熟の湯】は、敷地内からポンプアップなしで自然湧出するのでとっても新鮮
  • 完全放流式、加温なし、加水なし、循環濾過なし、消毒なし、塩素滅菌なしの100%掛け流し温泉
  • 「源泉遺産を守る会」中部地区掛け流し認定や「源泉湯宿を守る会」源泉掛け流し宿認定を誇る泉質の良さ
  • ドバドバ流れるお湯は、湯船だけではなくシャワー・カランでも楽しめる

山梨県笛吹市にある石和温泉郷は、東京から車で1時間半程度、甲府からも程近い温泉郷で週末など気軽に訪問できる温泉郷です。

石和温泉駅からも中央高速のバス停からも徒歩圏で、アクセスもとてもいいですね。

石和温泉には、300人以上収容できる大型のホテルから、こぢんまりとした老舗旅館など好みに応じて様々な宿が点在し、近くにはワイナリーや桔梗信玄餅のテーマパーク工場、少し車を走らせればフルーツ公園などもあり、ファミリーでも楽しめる観光地となっています。

この石和温泉郷の中でも、温泉好きを唸らせる泉質を誇る宿が深雪温泉です。ここは10年以上前に訪問したので再訪になりますが、変わらず素晴らしいお湯でした。

宿の受付で入浴料を支払い、お風呂へ向かいます。受付横には5色の刺繍で「完熟の湯」と書かれたフェイスタオルを売っています。以前来た時はタオル料金込みの入浴料だった気がするのですが、今回は別料金です。結構このタオルは厚手で、宿で無料で供されるタオルとは違って結構使い勝手が良かったので、今回も2枚買いました。

ロビーにある貴重品入れに貴重品を預けて浴室に向かいます。

浴室は、広い「柿の湯」と少し狭めの「桃の湯」、貸切湯の「ふどうの湯」があり、「柿の湯」と「桃の湯」は。毎日19:00に男女が入れ替えになるそうです。

私たちが訪問した日は、「柿の湯」が男湯、「桃の湯」が女湯でした。前回も同じだったので、私は「柿の湯」に入ったことがなく、ちょっと悔しいです。

現在、脱衣所と風呂場は携帯利用不可ですので、露天風呂をAIで描いた水彩画風のイラスト画像を載せます。

狭いといってもこれはこれで良い雰囲気で、自噴源泉のツルツル湯が惜しげもなく掛け流されています。

深雪温泉には、源泉温度36℃の「熟の湯」と源泉温度50.8℃の「完の湯」の二つの源泉があり、「柿の湯」の露天風呂にはそれぞれ違う源泉の湯口があり、一つの湯船で場所により異なる温度の温泉を楽しめるそうです。贅沢ですね!

内湯にも大きな湯口から源泉がドバドバと掛け流されているそうです。

「桃の湯」の方は、かぶり湯の湯口からは「熟の湯」と「完の湯」の混合泉が、御影石の湧出口からは「完の湯」が掛け流されていて、湯船の温度が一定になるよう保たれています。

シャワーやカランから出るのも温泉で、髪や体を洗っても上がり湯を浴びても全て温泉という贅沢気分を味わえます。

こっちのイラストは漫画風。

貸切湯の「ぶどうの湯」も入ったことはないのですが、もともと女湯として使われていたとのことで、通常の貸切湯のイメージよりは広々とした感じだそうです。

「柿の湯」と「ぶどうの湯」に入りたいし、食事もとっても評判がいいので、次回はぜひ宿泊で利用したい、と思いました。

  • 住所:山梨県笛吹市石和町822
  • 電話 :055-262-4126  フリーダイヤル:0120-02-4126(朝7時〜夜9時)
  • 日帰り入浴は日によって時間が変わるため、要事前確認
  • 料金(すべて税込)
    大人 ¥1,400 小学生以下 ¥1,000
  • アクセス
    • (電車)JR中央本線石和温泉駅から徒歩10分(宿泊の際は送迎あり)
    • (高速バス)中央高速バス停から徒歩5分
    • (車)中央自動車道 :一宮・御坂I.Cから国道20号線利用 :約5分
         または甲府昭和ICから国道20号線利用 :約15分
  • HP:https://www.kanjukunoyu.com/miyuki/index.html
  • 2025年8月20日現在の情報
ABOUT ME
如月にゃおこ
如月にゃおこ
銭湯ブロガー
全国400ヶ所以上の温泉や銭湯を回り、日本の銭湯や日帰り温泉の楽しさを伝えたくてブログを始める。
一番好きな温泉地は別府だが、関東圏に住んでいるので、普段は東京をはじめとして関東近郊の銭湯や温泉地で遊んでいる。 2013年5月に別府八湯表泉家の名人称号を取得。
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